ピンサ・ロマーナの人気が高まるにつれ、イタリア、そして世界各地で徐々に、独自の配合で作った長時間発酵をしていない、普通のピッツァに単に大豆粉や米粉をブレンドしたものを、「ピンサ」と謳い販売を行う者が出現し始はじめました。

同じころ、イタリアでピンサ・ロマーナこそが顧客を満足させることができるメニューだと確信したピンサ職人たちは、自らを「ピンサイオーロ」(ピンサの職人)と名乗り、真のピンサ・ロマーナのすばらしさを伝える活動がスタートしました。それがオリジナーレ・ピンサ・ロマーナ協会のはじまりです。

イタリア始め世界各国でのピンサ・ロマーナの市場の拡大に貢献してきたイタリアのピンサイオーロ達は「オリジナーレ・ピンサ・ロマーナ協会」を通じて、ピンサ・ロマーナの定義を下記のように定めています。

【レシピ】ピンサ・ロマーナの原材料
水 ・・・ 1リットル
ピンサ・ロマーナ・ミックス粉 ・・・ 1,250 Kg -1,4 Kg
ドライイースト(季節で調整) ・・・ 2g〜6g
塩 ・・・ 20g~25g
エクストラバージンオリーブ油 ・・・ 15g~20g

分割時の生地の重量
Pinsa Classica:230 g – 250 g
Pinsa Monoporzione:130 g – 150 g

焼成後の生地のサイズ
Pinsa Classica:幅20cm~22cm / 長さ32cm~35cm
Pinsa Monoporzione:幅20cm~22cm / 長さ20cm~24cm

また、ピンサ・ロマーナの製造にあたっては、ピッツァとは違い必ず守らなければいけない禁止事項があります。ピンサ・ロマーナの製造にあたり、ピンサ・ロマーナ独自の美味しさや軽さを再現するにあたり、非常に重要な項目です。

ピンサ・ロマーナ製造時の禁止事項
〇 麺棒の使用
〇 24時間未満の発酵時間
〇 ピンサ・ロマーナ粉以外の粉類の使用

オリジナーレ・ピンサ・ロマーナ協会においては、製造規格を遵守した製品だけに「ピンサ・ロマーナ」の名称(登録商標)の使用が許可され、また、正しい発酵や焼成の知識を身に着けたピンサイオーロ(ピンサ職人)が一丸となり、ピンサ・ロマーナに対する認知度向上のための活動を行っています。