日本オリジナーレ・ピンサ・ロマーナ協会では、イタリアから選りすぐりの様々な食材を、生産者やメーカーから直輸入をしています。まだまだ日本では認知度の低い食材や、地域の特徴的な食材を今後不定期にご紹介していきます。
その中でも今回は、サラミや生ハムなどの製造メーカー「カステッリ」についてご紹介をしたいと思います!
★創業100年の歴史と郷土が育むローマ特産のサラミ
カステッリ社は、生ハムの聖地と呼ばれるイタリア・ノルチャ出身のコスタンティーノ・カステッリ氏が1919年にローマで創業した、100年の歴史を持つローマ風サラミと生ハムの製造メーカーです。カステッリ社の拠点であるローマ郊外のフラスカーティとその周辺の地域は「カステッリ・ロマーニ(和訳:ローマの宮殿)」と呼ばれ、歴史的にローマ法王や貴族の別荘地であったことを背景に、グルメの街、そしてリゾート地としても人気があるエリアです。
★カステッリ社の製造へのこだわり
カステッリ社では製造にあたりラクトース(乳糖)を使用しないというポリシーを持っています。日本人の約80%が乳糖不耐症(小腸で乳糖分解が上手く機能せずに乳糖が腸内に残留しお腹を壊してしまう症状)と言われており、ラクトース不使用という特徴は、小さなお子様からお年寄りまで、安心して食べられる要素の一つです。
また、イタリア国内の生ハムやサラミといった食肉加工製造では、冷凍した原料(豚肉)が広く使用されていますが、カステッリ社では冷凍していない新鮮な原料を使用しています。生産チェーンを常に監視し、品質管理を行うことで、イタリアでは数社しか残っていない未冷凍の原料を使用した生産が可能になり、肉本来の味わいを生かした商品を数多く取り揃えています。
★商品のご紹介
○パンチェッタ(Pancetta Tesa)
豚のばら肉で作られた生ハム。パスタをはじめ、様々なイタリア料理に使用され、味のベースとなる食材です。
○グアンチャーレ(Guanciale Tradizionale)
豚のほほ肉で作られた生ハム。ローマ料理のカルボナーラ、アマトリチャーナなどに欠かすことのできない食材です。
○コラリーナ・トゥスコラーナ・トラディツィオナーレ(Corallina Tuscolana Tradizionale)
コラリーナは、イースターなどローマやラツィオ州の伝統的な食事に欠かすことのできない腸詰サラミ。脂質の少ない豚肉を使用しています。肉の挽きは小さめで、さいの目状のラードとスパイシーな味わいが特徴です。
○辛口サラミ(Salamella Piccante)
唐辛子と胡椒を練りこんだ、辛みのある大人な味わいのサラミ。肉の挽きはやや大きめで、歯ごたえの良さも特徴的です。
カステッリ社の商品は、協会直営店「ピンサ・ロマーナ 福岡天神店」で召し上がっていただくことができます。スライスしたてのサラミや生ハムの盛り合わせはもちろん、ピンサのトッピングとしても提供しています。
また、飲食店様向けにも販売しておりますので、気兼ねなくお問い合わせください。
【会社インフォメーション】
ブランド名:カステッリ(Castelli)
会社名:Salcast Gestioni s.r.l.
所在地:ラツィオ州ローマ県フラスカーティ
HP: http://www.castellisalumi.com/
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